3-考察と目標

平成25年度の考察
【平成25年度の実施内容】

1)【障害者歯科部門】
有病者、障害者への歯科医療体制の充実と連携を目標に事業を開始した。本年は、調査研究のフェーズであり、桐生厚生総合病院歯科口腔外科(今井正之先生)及び事務局と運営会議を開催し、本事業費用の項目変更や桐生厚生病院と桐生市歯科医師会の事業・意識の共有を確認した。
桐生厚生総合病院・口腔外科の充実 (装置整備、歯科医師派遣)口腔外科に有病者、障害者の入院施設と最新の歯科診断装置、治療装置(歯科用CT、障害者用治療椅子、その他モニタ各種)を導入すると共に、桐生市歯科医師会と協力して、障害者歯科治療のチームの組織化と育成を行った。
平成24年10月より全身麻酔下における障害者の歯科治療を実施した。症例数は10例、出動歯科医師数は10名となった。

2)【口腔ケア部門】
医療、介護施設における口腔ケア実施体制の確立を目標に事業を開始した。
特に、桐生市歯科医師会が軸となり全国的にも珍しい医師会、歯科医師会薬剤師会、歯科衛生士会、社会福祉協議会、介護施設、衛生士会など多くの組織が協働して”桐生地区口腔ケア研究会を立ち上げ、運用を開始した。
a)口腔ケア検討委員会の設置
 . ①医療介護施設の現状把握と調査研究
 . ②口腔ケア協力体制の企画及び運営
b)臨床学術講演会の開催
 . ①桐生地区口腔ケア研究会との協同事業
   第8回桐生地区口腔ケア研究会(共催事業)の開催
    平成25年7月30日(土)参加者:180名
   第79回桐生地区口腔ケア研究会(共催事業)の開催
    平成26年2月8日(土)参加者:78名

c)口腔ケア体制の運営管理
. ①介護施設、在宅者向けの口腔ケア勉強会案作成(会員向け)
. ②桐生地区、口腔ケアステーションの企画案の検討開始
. ③桐生市長寿支援課との”2次予防事業”の検討会議開催案作成作業

3)【普及啓発部門】
  口腔ケアの普及啓発と教育を目的に事業を展開した。
a)口腔ケア啓発教室の開設
・市民向け口腔ケア教育の実施案の作成と検討開始(次年度実施予定)
b)メディアを通した各種啓発事業の実施
・FM桐生で『聞いて得するお口の話シリーズ』放送開始
口腔ケアの普及啓発を目指してFM桐生の番組を使って平成22年10月
より放送を開始したた。以下は放送内容のである。

 29回目 大竹広信さん(桐生市社会福祉協議会)2013/03/01放送
 30回目 小林宗二さん(恵愛堂病院)2013/03/01放送

c)啓発事業のDVD化と貸出を開始
d)HPでの広報、広聴活動、知識の直堰と公開を開始平成23年度の目標

【平成25年度事業の考察と次年度の目標など】
1)【障害者歯科部門】
本年は、調査研究のフェースも終わり、いよいよ全身麻酔下での障害者
歯科治療が開始となった。委員数を13名に増やし、1名の歯科医が全身
麻酔下の治療を行った。症例数10、出動歯科医師数10(見学5名)

2)【口腔ケア部門】
医療、介護施設における口腔ケア実施体制の確立を目標に事業を開始し、
特に、桐生市歯科医師会が軸となり立ち上げた『桐生地区口腔ケア研究
会』は全国的にも珍しい医師会、歯科医師会、薬剤師会、歯科衛生士会
社会福祉協議会、介護施設、衛生士会など多くの組織が協働して”桐生
地区口腔ケア研究会を立ち上げ、運用を開始した。
上記研究会は初年度に関わらす150名近くの参加者を擁し、学術的にも
その運営に興味が集まり、高い評価を得ている。
また、オーラルディアドコキネシス(反復発音回数測定)とRSST(反復
嚥下回数の測定)の2機能を持つソフト開発を行った。
今年度は、iphone,ipad,ipodtouch版のバージョンアップとAndoroid版アプリの
を無償提供開始した。

次年度には、口腔ケア体制の運営管理を下記の様に実施予定である。
①介護施設、在宅者向けの口腔ケア勉強会案作成(会員向け)
②桐生地区、口腔ケアステーションの企画案の検討開始(次年度完成予定)
③桐生市長寿支援課との”2次予防事業”の検討会議開催案作成

3)【普及啓発部門】

a)口腔ケア啓発教室について
・市民向け口腔ケア教育事業にいては、実施には至らず、次年度には
実施案と実験運用を検討中である。
b)メディアを通した各種啓発事業の実施
・FM桐生で『聞いて得するお口の話シリーズ』放送開始し、メイルや
Twitterのレスポンスもあり反応も上々である。
口腔ケアの普及啓発を目指してFM桐生の番組を使って平成22年10月
より放送を開始した。
次年度には桐生地区口腔ケア研究会のメンバーの出演を予定し、準
備期間を経て5月より、FM桐生での放送を開始予定である。
c)啓発事業のDVD化と貸出を開始。
啓発上を元に、DVD,CDを作成し貸出を開始した。
d)HPでの広報、広聴活動、知識の直堰と公開を開始
  URL:http://kda-renkei.kiryu.jp
  URL:http://oralcare.kiryu.jp
e)Twitter,Facebook、Blog,HPとの連携、連動、などICT利活用を企画中